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藍綬褒章

友人の藍綬褒章受章を祝う会を行う。

長年老のボランティア活動が評価され
この受章に至ったようだ。
本人の了解をえていないので具体的な内容は控えるが
仕事の技術を生かして問題を解決させ
多くの人に喜ばれている。

 「今まで私は褒章というものをばかにしていた。
  同じ仕事の知人や、親戚の者が受章したが
  それほど立派な人物とは思えない。
  しかし今回に限りその業績を知り納得できた。」

という  祝のスピーチがあった。

同感である。
それまで興味もなく、また無知でもあったのだが、改めて少し調べてみた。

個人には、紅 緑 黄 紫 藍 紺 と色分けで6種ありそれぞれに優劣はなく
その業績の種類によって分けられている。
ちなみに「藍綬褒章」は
 「公衆の利益を興し成績著明なる者又は公同の事務に勤勉し労効顕著なる者」
ということのようだ。
ノーベル賞などを受章すると、
決まってすぐに文化勲章受章となるこの手の選考方法に疑問はあるのだが、

まずはめでたい。

ところで、 「藍」 という字も調べてみた。
音読みで 「ラン」 だが、
訓読みでは 「あい」 ではなくて 「あゐ」 である。
                  大漢和辞典(諸橋轍次著)
ついでに、辞典の語彙の中から 

  「藍綬」 ランジュ 
    あゐいろの印綬。綬は官印のひも。


 
むむ 印綬、官印、切りがない。


祝句

    名を刻む手業に藍綬風薫る    
                                (メイ)

                               

                                
  




 
by meioo | 2007-06-13 23:10
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